英・数・国がわかる!?わかめラーメン

「英・数・国がわかる!?わかめラーメン」 ★★★

年末〜年明けにかけて売り出される受験商品。
近所のスーパーでも専用コーナーができていて、その数10種類以上。
その中でも特に無理やりだと思ったのがこれ。
「ウカ〜ル」「ハイレルモン」のような商品名の語呂合わせはよくあるが、メーカー名（エースコック）を語呂合わせに使うのは驚きだ。
こんなもん作りたくなるほど受験生市場は大きいのか？
「わかめ」で「わかる」もかなり無理やりだ。
ふと思ったが、わかめは「わけわかめ」（＝わけわかんねー）というスラング(?)があるので、あんまりよくないのでは……。
「め」が「る」に変わるラーメンなのか!?

なお、蓋にある二次元バーコードを携帯で読み取ると、子豚のかわいいデコメテンプレや絵文字がダウンロードできる。



肝心（？）の味の方は、香ばしさのある醤油味で、可もなく不可もなく、といったところ。
余談だが、前に友人に「可もなく不可もなくだね」と感想を述べたら「じゃあ優か良なんだ」と言われてしまったことがある。

スープカレーキャラメル

「スープカレーキャラメル」 ★★★

北海道限定と書いてあるが、吉祥寺ロンロンの太子堂でも売っていた。
168円。
他にもがごめ昆布キャラメルだのクラーク珈琲キャラメルだの色々あったが、ジンギスカンキャラメルは残念ながら無かった。

キャラメルは薄いカレー色。




当たり前だがスープカレーの味がする。
インド風のさらっとしたカレーだ。
刺激は弱いので、中辛が駄目な人でも大丈夫（たぶん）。
しかし、惜しむらくはカレー以外の何かの味（何かの甘味？）がすることで、これが無ければ★４をつけるんだけどなぁ。
個人的には、手羽先キャラメルみたくスパイスをもっと前面に押し出して刺激的な味わいにして欲しい。

春の七草入りグリーンカツ

「春の七草入りグリーンカツ」 ★★★

RF1で189円。

春の七草は
せり、なずな
ごぎょう、はこべら
ほとけのざ
すずな、すずしろ
春の七草
という短歌（七五調）で覚えるといい気がする。
スズナは蕪でスズシロは大根だったかな。
Wikipedia［七草］




ソースも相まってお好み焼きみたいな味だ。
七草粥のような草っぽさはみじんもない。
卵も入っているようだ。
パリパリとした歯ごたえはスズナかスズシロだろう。

ザ・コラーゲン エンリッチド

「資生堂ザ・コラーゲン エンリッチド」 ★

資生堂のコラーゲンドリンク。
試供品なので値段は知らないが、きっと250円はするのだろう。
資生堂は化粧品の動物実験をやっているメーカーの代表的存在だと思っているので、どうも好きになれない。

商品名は「エンリッチド」となっているが、チ(ch, /tS/)の後ろの-edはト/t/で発音するのが正しかったと思う。（Sはlong s, sheのshの代用）
この規則は一昔前の大学入試にはよく出ていたが、今はどうなんだろう？

動詞の過去形および過去分詞の-edは、……/t/以外の無声子音の/p/, /k/, /f/, /θ/, /s/, /S/, /tS/で終わる語の後では/t/と発音する。
(竹林滋, 齋藤弘子『英語音声学入門』p. 218)

このドリンクには魚から採取したコラーゲンが含まれており、更に高麗人参エキス、ハス胚芽エキス、黒コショウエキスなど、あんまり美味しくなさそうな物が色々と入っている。

瓶を開けると栄養ドリンクのような甘い臭い。
やはり味に期待できそうにない。

中身をコップに開けてみると、枯れ草色だった。
漢方……？




味は、はっきり言って変な味だ。（妹は「まず〜い」とかなり嫌がっていた）
飲みやすくする為に栄養ドリンクぽい甘さをかなり足しているのだろうが、苦い。
草系（漢方）の苦味？
少し酸っぱさもあるかな。
この苦味は強敵で、飲み終わった後もかなり残る。
何か別の物が食べたくなること請け合いだ。

奇食のネタにはいいのだが、美容健康のため毎日飲みたいとは思わないな……。