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奇食ハッチポッチLite2

管理人が気になった、ちょっと変わった食べ物・飲み物を紹介しています。

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外語祭2010

今年も東京外語大の学園祭、外語祭に行ってきた。
普通の学園祭と思ってはダメで、フードフェスタだと思ってかからなければならない。
去年ネットで紹介したときはその点を言わなかったので、がっかりさせてしまったようだ。
外語祭は、なんといってもメシである。
世界一周が可能なほど色んな国のメシがあり、他の学園祭では人目を引くであろう中国人留学生や韓国人留学生の料理店が普通に見えてしまうほどだ。

今まで、当たり前すぎて書かなかったことがある。
それは、料理店の売り子の大半がコスプレもとい民族衣装を着ているということだ。

ベトナムはアオザイ、ロシア科は人形みたいなかわいい服やチェブラーシカの着ぐるみ、イランはチャドルではなく刺繍の入った長い上着とズボン、モンゴルはチャイナドレスみたいな生地の上下セットなどなど……。
フランス語科の売り子はピンクのドレス着た女装で、小さい子が「怪しい人がいるよー」と騒いでいた。
あと、各種ダンスサークルの女の子たちがその衣装のままウロウロしているので、初めて来た人はちょっとびっくりするらしい。
フラメンコはまだいいとして、ベリーダンスやフラダンスは11月なんだから風邪引かないのだろうか。

******

「ポショ」 ★★★

ポショ

テント企画で200円。
数年前に食べたときはもっと黄色かった気がすると思ったが、あれはウガリだった。
後で去年の記録を調べたところ、去年も食べていた。
トマトスープにはレンズ豆とベーコンの細切れ。
団子はすいとんみたいで味気なく、スープに絡めて食べた方がいい。
一般的意見としては美味しくないのかもしれないのが、薄味が好きなので私はけっこう好きだったりする。


「代用大豆コーヒー」 ★★★

大豆コーヒー


テント企画で50円。
第二次大戦中のイギリスの食事を再現したとのこと。
ただし、炒った大豆でコーヒーを作るのは日本でやってたそうだ。
見た目はコーヒーそっくり、味はコーヒーに似た苦味があるが福豆っぽい。
カフェインレスなので頭はしゃきっとしないが、健康的に苦いものが飲みたいときはいいかも。
妊婦さんなんかに良さそう。
なお、ここの売り子さんはイギリス軍を意識してか皆トレンチコートを着ていた。(トレンチ=塹壕)


「ケサディージャ」 ★★★

ケサジージャ ケサジージャ2

テント企画で200円。
留学生らしき人が呼び込みしていた。
ブリトーみたいな感じ。
皮は粉のわずかな甘味を感じるトルティージャ(メキシコで言うところの)。
先日紹介した三角形の物体ではなく、クレープとピタの中間のような厚ぼったくて円いシートである。
なお、スペインでトルティーリャと言えばオムレツ風の物体を指し、スペイン語科料理店で売られているのはそっちなので注意が必要だ。
それにしても、メキシコで海老を食べるというのは知らなかったな。


「ブータンのスープ(エマダツィ)」 ★★

ブータンのスープ ブータン料理


テント企画で300円。
日本でここでしか食べられないブータン料理……って本当かなぁ。
少々意地悪な気持ちで検索してみたところ、代々木上原に1軒あった。
Gatemo Tabum(ガテモタブン)
上記サイトによると、エマダツィは「エマ(トウガラシ)とダツィ(チーズ)をあわせたブータンの最も代表的な“トウガラシを食べる” 家庭料理」だそうだ。
スープなのに割り箸を渡された。
辛いものが苦手なのにうっかり唐辛子を入れてしまった大馬鹿者である。
辛いクラムチャウダーかシチューといった味。
どうも、唐辛子を入れる前の時点で辛かったようだ。


「イモシト」 ★★★

イモシト 日本語科料理店



日本語料理店で150円。
今年の日本語科は「ツッコミ処」という謎の名称だが、ケチってパンフレットを買わなかったので語源は分からない。
今年はアイヌ料理と沖縄料理を出している。
普通の和食だと売れないだろうから、いい選択だ。
コスプレ(?)は浴衣で全然どっちでも無いけど。
イモシトはもちっとしたジャガイモの餅だ。
容器の端についてるのが有塩バターで、たれはみたらしに似た砂糖醤油。
酒のつまみにも良さそう。
ところで、「レラ・チセ」というアイヌ料理屋が東京にあったなあと思って検索してみたところ、去年閉店してしまったようだ。
レラチセ閉店


「ライスミルク〈ライチ〉」 ★★

ライスミルク


タイ科料理店でご飯買うともらえる米ジュース。
アイスミルクと似た響きだが、1文字で大違いである。
ココナッツ、ヨーグルト、ライチの3種類。
米らしいドロッとした感触。
白米の味はしないが、なんだか甘酒みたいな味もする。
ライチじゃない方が美味しかったかな……。


「ヤムウンセン」 ★★★

ヤムウンセン

タイ料理店で300円。
上記のライスミルクが目当てだったので、こちらはそれほど変わってはいない。
海老、セロリ、茹で玉葱、春雨、海藻のサラダ。
ドレッシングは目で見ても分からないが、ナンプラー味がした。
肉厚のワカメみたいな物体はなんだったのか気になったが、検索してみたところどうやらキクラゲだったようだ。
タイ料理レシピ[ヤムウンセン]



「ピナクベット」 ★★★

ピナクベット


フィリピン語科で300円。
売り子のお姉さんたちは半袖のドレス(フィリピンの民族衣装?)で寒そうだった。
茄子、いんげん、カボチャ、オクラ、ゴーヤ、生姜の煮物。
ゴーヤってフィリピンにもあるのか……?
トマトベースだが、油を使っているのかちょっと重めだった。


「ホットワイン」 ★★★★

ホットワイン 英語科料理店


英語科で250円→200円に値下げされていた(売れなかったのだろう)。
別に珍しくはないが、ホットワインはあまり飲んだことが無かったので試してみた。
ホットといいつつちょっとぬるめだったが、カルダモンが効いていて私の好きな味だった。


「リーファータイ(サフランタフィ)」 ★★★

リーファータイ


ペルシア語科で100円。
「寝ないで作りました」という貼り紙を背中にくっつけた女の子が売っていたので、なんだかかわいそうになって買ってしまった。(ペルシア語科ならたぶん事実だろう)
赤い糸状のものが見えるが、これがサフランだろうか?
特に中東っぽい味はせず、タフィ(トフィー)のバリエーションの1つと捉えてよさそうだ。


「ファラフェリ」 ★★

ファラフェリ アラビア語料理店

アラビア語科で370円。
評価が低いのは、神泉でとっても美味しいファラフェリを食べたばかりであったからである。
あの店のレベルの高さがよく分かってしまった。
値段などを考えると、ブリックの方が良かったなあ……。
そのブリックも去年同様ミニサイズで、数年前に出ていた春巻きの皮を使った大きなブリックが食べたかった。


「チミチャンガ〈バナナ〉」 ★★★

チミチャンガ スペイン語科料理店



スペイン語科で150円。
初めて見たメニュー。
チキンもあった。
クレープというよりは薄いホットケーキのような生地。
表面に油があり(焼いたか揚げたか)、少しホットク(韓国のパンケーキ、朝鮮語料理店でも買える)を思わせる。
バナナと書いてあったが実際はチョコバナナであった。


「ブドバー」 ★★★★★

ブドバー チェコ語料理店


チェコ語科料理店で450円。
日本人向けのドライな味わいとあるが、本当に美味しい。
普通のビールは飲めないが、これはぐんぐんいける。
爽やかな酸味と甘味、少しの苦味で、今まで飲んだビールではホワイトエールに近い。
昔これが美味しいとどこかで読んだ気がしたが、後で調べたらデイリーポータルZだった。
既にワインで酔いが回っているのに、こんなペースで飲んだらやばいとつまみを探すことに。
〈2010年12月4日追記〉
このビールがイトーヨーカドー武蔵小金井1階の輸入食品店(太子堂系列)で360円で売られているのを発見してしまった。


「サムサ」 ★★★

サムサ


ビルマ語科で2個350円→200円。
1個売りもしていたが、割引率がいいので(笑)2個買った。
ジャガイモの春巻きで、名前から察するにインドのサモサが原型だろう。(そういえばヒンディー科にサモサ無かったな)
ちょっと胡椒が効いていて、つまみに良かった。
余談だが、芝生の上で撮影しているのは、座って食べるところが圧倒的に少ないため、円形広場の芝生の上で座っている人が多いからである。
レジャーシートを持ってきている人までいた。
テント企画の裏手にあるタイル張りのベンチ(?)は比較的すいていた。

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