キングパフェ ＠王様とストロベリー

「キングパフェ」 ★★★

王様とストロベリー（食べログ）

武蔵小山の「王様とストロベリー」で2300円。
でかさの割りにびっくりのお値段である。

武蔵小山は東急目黒線なので、人によってはJR目黒駅→東急よりJR渋谷駅→東急東横線のが安いかもしれない。
時間は余計にかかるけど。

諸事情により20時に武蔵小山に集結。
メンバーは、Aさん、Yさん、Mさん、Sくん、Cさんの6人。
当初はSくんを抜いた5人で行く予定だったので、足りなかったらどうしようと思ったが、杞憂だった……。

店は東口出たところにあるPALM（パルム）という商店街にある。
たぶんまっすぐじゃなくて斜めに入るのが正解。（自信はない）
シャッター街化していたのは夜だからと信じたい。
帰り（23時過ぎ）にはヤンキーがまとまって例の座りをしていて、都心とは違った雰囲気が感じられた。

店は昔ながらの喫茶店というイメージ。
全体的に古い。



そして夜（20時過ぎ）のせいか客がいない。
扇風機が回っていた。クーラーついてるのに。

パフェはソースが選べて、ストロベリー、キウィ、レモン、メロン等があった。
我々はチョコレートを選択。
似たようなシステムのぶーふーうーはフルーツ系は似たり寄ったりで酸っぱいだけだったので、チョコはいい選択だったかも。

数分待って、巨大パフェのお目見えである。みんな開いた口が塞がらない。
高さ60cm。
テーブルに乗せると座った人と同じ高さだ。
写真では見たことあったが、そのでかさに圧倒されるばかりである。




「でかいにも程があるっっっ！」という題でブログを書かれた方がいらっしゃるが、そう言いたくなるのも頷ける。
ワンコイン的食べ歩き生活。 ［でかいにもほどがあるっっっ！＠王様とストロベリー］
4人で制覇と書いてあったので余裕かと思いきや、6人でも見ただけで遭難しそう。
まさにソフトクリームの山である。
これで2300円ってどんだけ原材料費安いんだろう……。

なお、花火はついていない。

アンビリーバブルはあんなにでかいくせに折れそうな細っこいスプーンしか出してくれないが、ここは豪快に巨大金属製レンゲとおぼしきものがついてきた。




食用というより金属部品って感じの代物だ。
あんまり美味しそうではないが、実用性はある。
ちなみに、スイパフェでは取り分け用にお玉がついてきた。
どっちもどっちかな。

構成は、容器からはみ出ている部分全てソフトクリームで、容器の3分の2あたりからコーンフレークが出てくる。
刺さってるのは塩プリッツだ。
プリッツをいかにうまく使うかが勝負の分かれ目だろう。

値段から推測できるように、ソフトクリームは安っぽいお味。
リッチなミルク感に乏しいというか、粉っぽいというか……。
所々糸のような何かがあったが、溶け残りだろうか。
まぁ、まずくはなく、どこか昔懐かしの味ではあるんだけどね。
胃には生クリームタイプより優しいかもしれない。

チョコクリームはアクセントになってよい。
本当にソフトクリームonlyだったらかなりつらかったと思う。
なお、ホイップクリームは一切なく、400円くらいの追加料金で追加できるようだ。

最初の6分くらいはおいしく食べられたが、だんだん遭難しそうになってきた。

寒い。

店がクーラー効いていたのもあるが（目の前に扇風機も置いてあったが、そっちは勝手に止めた）、アイスの塊を食べているんだから体が冷えて当然である。
アイスの融点は知らないが、冷凍庫に保管されているんだから0℃付近だろう。
そりゃ寒くもなるよ。
余談だが、ジャンボかき氷を食べたときは店に冷房がなかったが（気温は25℃前後だったように思う）、それでもかなり寒くなった。
あ、かき氷のときは食後すぐにトイレに行きたくなったが（腹を壊したのではなく、単純に尿意である）、パフェは気持ち悪くはなってもトイレが近くはならないので、アイスはかき氷に比べると水分が少ないんだろうな。

8割ほど食べ進むと脱落者も現れたが、大食いのaiさんがラストスパートをかけて、他の人の分も含め全部飲み干してくれた。
ありがとうございます。

結局、誰もケチって飲み物を頼まなかったため、お会計は1人300円となり、お得感と達成感と「アイスはもう当分見たくない」という気持ちに包まれて店を後にした。

その後は塩分を求めてモスバーガーへ。
道に迷い商店街をぐるぐるし、王様とストロベリーの前も何度か通ったが、一部の人曰く「店見ただけで気持ち悪くなるからもう見たくない」(^ ^;)

二回食べに行きたいとは思わないが、一生に一回は体験する価値があると思う。
ひと夏の思い出にいかがですか。