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奇食ハッチポッチLite2

管理人が気になった、ちょっと変わった食べ物・飲み物を紹介しています。

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れんこんドーナッツ

「れんこんドーナッツ」 ★★★

れんこんドーナッツといっても、蓮根を練り込んだドーナツでも無ければ、蓮根の形をしたドーナツでもない。
むしろ、どこにドーナツ要素があるのか問い詰めたくなる代物だ。
これに比べたらドーナツ型のケーキ(生ドーナツ)やドーナツグミは遥かにドーナツらしいと言えるだろう。

これは『超(スーパー)ローカロリーのおいしいお菓子』という本に載っている、れっきとした料理である。

作り方は簡単。
蓮根を拍子木切りしてチーズやシナモンをまぶしてオーブントースターで焼く。
これが蓮根ドーナッツである。
…………穴が空いているという点ではドーナツらしいかな。
だいぶ穴の数は多いけど。
土浦駅で買ったれんこんサブレー(蓮根入りの生地を蓮根型に焼いたもの)の方がまだ蓮根ドーナツらしいかな……。




粉チーズとクレイジーソルトをかけて焼いてみた。
400gぐらいあったのを全部れんこんドーナッツ(自称)にしてしまったのだが、オーブントースターはオーブン(電子レンジ)に比べて狭く、たくさん焼くと時間がかかることを痛感した。

焦げ目がつくぐらい焼くと、パリッとして、「レンジでチンする挙げないポテチ」のような食感になる。
味付けのクレイジーソルトが旨いこともあり、酒のつまみに良さそうなものが出来上がった。
オーブントースターのサイズ上時間がかかるのが難点だが、蓮根の新しい料理方法としては悪くない…………が、やっぱりこれ、ドーナツじゃないよなぁ……。

チーズがかかっていないものがあったので本の指示に従ってシナモンパウダーをかけてみたが、まあ食べられない味ではなかった。
蓮根とシナモンの味がしただけだったが。

なお、上記の料理本にはパプリカで作るフルーツポンチや海藻ビスコッティ(乾燥わかめとひじきで作る)といった個性的な料理が乗っているのだが、残念ながら絶版になってしまったようだ。
ブックオフあたりで100円で売っていたら買ってみると面白いかもしれない。

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ごぼうのムースとカカオ茶

「ひなの」のビュッフェに出ていた品。
他にもチョコレートファウンテンやらうどん粉のピザやら色々あったが、奇食ぽい2品だけ選んで紹介。




「ごぼうのムース」 ★★★★
杏仁豆腐の隣にあったからおかずではなくデザートなのだろう。
比較的さっぱりした甘味。
ゴボウの渋みはないが、1mmくらいに細かくなったゴボウの粒々が面白い風味と触感を与える。
強いて言えば、胡桃をムースにしたらこんな感じになりそうだ。
他には生クリーム、砂糖(コーヒーコーナーに三温糖みたいなものがあったから三温糖かも)、ゼラチンが入ってそうだった。
最後にもう一度食べようと思っていたら無くなっていた。





「カカオ茶」 ★★★
カカオの種子か何かで作った茶。
見た目は茶色いだけで匂いもしない。
飲んでみた感じは、黒豆茶などの炒った茶+「チョコレート風味」の味。
「チョコレート風味」はチョコレートそのものの味ではなく、「チョコレート味の○○」でするような味で、なぜかチョコレートビールを思い出した。
飲みやすいお茶ではある。
これでカロリーが低ければ、なんかの病気で糖の摂取の制限があるとかにはいいのかも。


旬菜食健 ひな野 水戸店自然食 / 赤塚駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

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スモーク豆腐



「スモーク豆腐」 ★★★

どこかの道の駅のお土産。
普通のチーズと同じ位高かったと聞いたから、1かたまりで600円ぐらいだろうか。

見た目はスモークチーズだが、実際は豆腐をスモークしたものらしい。
スモーク豆腐は英語で書けばsmoked tofuだが、おそらく-edの/t/とtofuの/t/がぶつかって「スモークドトウフ」ではなく「スモークトーフ」という発音になるのだろう。
たぶんsmoked cheeseも「スモークチーズ」と聞こえるのではなかろうか。

触った感じはスモークチーズに近い。
同様の燻製臭もする。
どうやって作ったのか大いに気になるところだ。

食べた感触は、中の白い部分は厚揚げの中央を固くしたような感じ。
スモークチーズにも似ているがもっと柔らかい。
ブロック状のチーズにある、もろもろと崩れたり、折れたりする性質がなく、もっとぺらぺらしている。
例えるなら、チーズよりは練り物に近い。
はんぺんの燻製を作ったら近いものができそうな気がしたが、それは蒲鉾になってしまうかもしれないな……。
味は複雑で、スモーク+厚揚げの真ん中(豆腐)+梅酒に漬けた梅(これはほんの少しだけ)。
どうして梅のような味がするのかさっぱり分からないが、発酵して酸味が出たのだろうか?
全体的に味が淡白なのでよく分からないが、チーズと比べてさっぱりしていて重くないのでたくさん食べても胃が疲れない。
なんだかよく分からないけれど、食事の一品につまんでもいいかな、といったところ。

自分で買ってみようとは思わないが、土産ならまたもらってもいいな。

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クリスマスプディング



「クリスマスプディング」 ★★★

奇食かどうかは怪しいが、知り合いのイギリス人曰く「奇食に興味あるなら食べてみるといいよ」とのことだったので載せてみることにした。

日本では売っているのを見たことが無く、これはヒースロー空港(出国手続き後にウロウロするエリア)のハロッズで5月末に買ったもの。
近頃はシーズンに関わらず土産の一種として通年置いているようだ。
値段は約10ポンド(購入当時は1ポンド130円ぐらいだったから1300円ぐらいか)。
もう一種類、使う酒の種類と値段が違うのもあった。
前述のイギリス人曰く、私が買ったのは10人前のビッグサイズで、もっと小さいサイズもあるようだ。
サイズを測るのをまた忘れてしまったが重さ500g以上、高さも直径も10cm以上あった。

プディングと言っても日本で言う黄色いプリンではなく、wikipediaに書かれているように「具沢山のパウンドケーキ」といった物体。




クリスマス関係だとドイツのシュトーレンが一番近いが、あれよりもフルーツがぎっしりしていて濃厚でべとべとしている。
確かに日本ではあまりお目にかからない物体だ。
イギリス人でも好き嫌いが分かれるらしい。
メジャーな食べ物のようで、アガサ・クリスティの作品にも『クリスマス・プディングの冒険』というのがある。
余談では、アメリカでは日本と同様にpuddingと言ったら黄色いカスタードプディングを指すらしく、アメリカ人にクリスマスプディングを見せたら「アメリカではクリスマスケーキと呼ぶね」と言われた。
イギリスではpuddingは熱を加えたデザート全般を、さらにはフルコースのデザートのことをpuddingと呼んだり(これは『鏡の国のアリス』で出てきた気がする)、ブラックプディングみたいに全くデザートではない物体があったり、よく分からない。
エマ ヴィクトリアンガイド』には、最初プディングは肉と小麦粉で作った食事だったと書かれていた。




クックパッドのレシピに、クリスマスプディングは食べる前に蒸して温めるのがいいと書いてあったので実行してみたが、少し焦げてしまった。

見た目以上にずっしりしていて重い。
割ってみると、本当にレーズンやベリーやナッツがぎっしりである。
崩れやすく、少しベタベタしている。
アルコールの風味は日本で売られているレーズンケーキよりも強い。
甘く漬けたフルーツの甘酸っぱさとアルコール、それとわずかな小麦粉部分でなかなかのボリュームだ。
油脂が多いのか、食べた後口の中がざらついた。




私はフルーツケーキが好きなのでなかなか気に入ったが(10人前をほとんど一人で食べた)、確かに好みが分かれそうだ。
小さいサイズを輸入してどこかで売ってくれてもいいとは思うけど。

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